不妊症について

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生命力が衰えることで、卵子の質も低下してしまう。

体内のバランスが崩れ、新陳代謝や免疫力が衰えると、女性の卵子の質まで低下してしまいます。不妊でお悩みの方には、漢方で身体を根本的に良い状態へ戻すことをお勧めします。

不妊症とは

不妊症とは、夫婦生活はあっても2年以内に妊娠していない状態を言います。もちろん原因は女性だけではなく、男性に原因があることも珍しくありません。私たちは、女性に原因があると考えられる場合には、その原因を把握し続けていくために基礎体温表を用いて、適切な漢方をお出しするようにしております。

不妊症の原因

漢方では、不妊症の原因は「冷え」であると考えます。低体温は身体が持っている本来の機能の低下を引き起こします。ただし冷えは、手足が冷たいというわかりやすい症状が出るとは限らず、中には顔はほてっているが身体の芯が冷えているという方もいらっしゃいます。そのため冷えへの改善意識というものをあまり持っていない方も多いようです。しかし、冷えは確実に様々な機能の低下を招き、特に下半身の冷えは、子宮・卵巣の機能を低下させていきます。

西洋医学による不妊治療

ここ20年程で不妊治療に対する技術は目覚ましく進歩してきました。ただし、一方で身体には無理をさせてしまっている部分もあります。例えば、排卵誘発剤やホルモン剤などは体内の潜在しているエネルギーを刺激して妊娠を促していますが、排卵誘発剤を使い続けていくと排卵の質と量が低下して潜在エネルギーが枯れてしまいますし、ホルモン剤に関しては、使い続けていくうちに情緒不安定やうつ気味などになることがあります。ただ妊娠させるのではなく、産後のことまで考え、体力や気力を考慮した不妊治療を取り入れる必要があります。

不妊症の漢方治療

西洋医学による薬の治療をしたが妊娠をしなかったという方や、不妊の原因が不明な方の中で、漢方治療を始める方が増えてきています。漢方治療では、女性の冷えやストレス、極度なダイエットや肥満、胃腸機能の低下などにそれぞれの体質や症状に合った漢方薬をお出しして、妊娠しやすい身体作りを促進していきます。

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